哲学入門

哲学の基礎を学ぶ

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SNSで強い主張を見かけると、筆者もつい反射的に賛否を決めたくなりますが、そこで一呼吸置いて「自分はいま何を前提にしているのか」と問い返すところから、哲学は始まります。

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この記事は、哲学史をこれから学び直したい人、思想家の名前は知っていても流れが見えない人に向けて、古代の「世界や人間とは何か」から、中世の信仰と理性、近代の知識の確実性、19世紀の歴史と社会、現代の言語・存在・権力へと、中心となる問いの変化で全体像を一気につなぎます。

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筆者の経験として、通勤の往復2日で Thomas NagelWhat Does It All Mean?を読み切った際、哲学は「答え」より先に「問い」から入ることでぐっと手触りが出る学問だと実感しました。

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会議の場で、まず概念を定義してから論点を詰めたい人と、まず関係調整をして現場の感覚をそろえたい人が、同じ問題を前にしながら噛み合わないことがあります。こうしたずれは単なる性格の違いではなく、哲学の問い方や人間観の差が日常に顔を出した場面として読むことができます。

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朝、SNSの炎上投稿を見て、筆者も思わず指が動きかけたことがあります。ただ、その1分前に「その怒りの前提は何か」「根拠はどこにあるのか」と自分に問い返すだけで、見えてくる景色は驚くほど変わりました。

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「哲学的に考える」と「論理的に考える」は同じではありませんし、そこに「批判的に考える」まで重ねると、日常の判断はぐっと精密になります。哲学的思考はそもそも何を問うべきかを掘り下げ、論理的思考は結論と根拠を筋道立て、批判的思考は前提や情報の妥当性を点検する営みです。

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SNSのタイムラインで同じニュースに正反対の解釈が並び、世界の地面に細い亀裂ではなく、見ているこちらの足元まで割れていくような感覚を覚えることがあります。ポストモダンとは、そうした「意見の多さ」そのものより、何を根拠に正しいとみなすのかという土台がずれていく事態を捉えようとした、

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机の上のコップを見たとき、私たちはふつう「そこにある物」を見ているつもりになります。けれど現象学が立ち止まるのは、そのコップがいまどんな角度で、どんな手触りの予感とともに、どんな意味を帯びてあなたに現れているかという一点です。よければ、いま目に入っているコップを10秒観察してみてください。

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SNSのタイムラインを眺めていると、価値観は人それぞれという投稿のすぐ隣に、普遍的人権は譲れないという主張が流れてきます。当サイトには現時点で関連記事がまだ存在しないため、内部リンクは付与できません。

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赤いリンゴを見た瞬間を想像してみてください。そこにあるのは、脳に届く光の刺激なのか、それともまず「赤さ」や「見えていること」そのものなのか――唯物論と観念論の違いは、この身近な体験から入ると急にほどけます。

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あなたがどの家庭に生まれるか分からないとしたら、どんな税や教育制度を選ぶか。ジョン・ロールズの正義論(1971)は、この問いを入口に、功利主義に代わる「公正としての正義」を掲げて、社会制度のルールをどう設計すべきかを考え抜いた理論です。

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朝食でパンにするかご飯にするか迷う一瞬や、SNSの投稿にカッとなって指が動きかける瞬間には、自分で選んでいるという感覚がたしかにあります。けれど哲学と脳科学の議論に入ると、その感覚はそのまま理論にはなりません。自由意志、決定論、運命論は似て見えて別の概念であり、ここを取り違えると論争全体の地図を見失います。