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禅とは|禅宗の思想と公案の意味を解き明かす
禅は、サンスクリット語 dhyāna に由来し、精神の安定と統一を意味する言葉が中国で禅宗へと変わっていった思想と実践である。だが、言葉を知っていても宗教なのか思想なのか、坐禅や公案が何のためにあるのかを即答できる人は少なく、そこに禅の面白さがあります。
東洋哲学と西洋哲学の違いを5つの軸で解説
東洋哲学と西洋哲学の違いとは、紀元前6〜5世紀にギリシャ・インド・中国で並行して芽生えた二つの知の伝統を、思考法・知の獲得・自己観・目的・歴史的起源という5つの軸で見渡すための比較である。
仏教哲学の基礎|縁起と空をやさしく理解する
縁起と空は、釈迦の悟りを支える仏教の根本教理であり、あらゆる現象が原因と条件の関係で成り立つという見方と、その現象に固定した本質はないという見方を、一つの論理として結びます。
老子の思想をわかりやすく|道(タオ)と無為自然
老子は、前漢・司馬遷の史記の時点ですでに生没年も定まらず、周の書庫の管理官だったという伝承と孔子が礼を請うたという逸話を併せ持つ、史実として輪郭のぼやけた思想家です。だからこそ手がかりになるのは道徳経であり、全81章を通して道と無為自然をたどることで、老子が何を説いたのかを一本の筋で理解できます。
孔子と儒教の教え|仁と礼でわかる思想の核心
孔子は紀元前551年ごろから紀元前479年ごろを生きた春秋時代の思想家で、魯の国に生まれ、周王朝の権威が揺らぐ乱世のなかで、人はどう生きるべきかを問い続けました。そこで軸になるのが、他者への思いやりを意味する「仁」と、その思いを行動として整える「礼」です。
カント道徳哲学入門 - 定言命法と義務論の核心
カント道徳哲学の中核となる定言命法・義務論・善意志・自律と他律を体系的に整理。3つの定式(普遍化・人格・目的の王国)と功利主義との違いを具体例で解説する初学者向け入門。
唯物論者とは?古代から現代まで主要思想家を解説
唯物論とは、世界の根源を物質に置き、精神や意識も物質的な働きから生まれると考える立場です。観念を先に置くのか、それとも物質を先に置くのかという争点は、古代ギリシャから約2500年にわたって哲学の中心にありました。
哲学入門|初心者の始め方と基礎知識
筆者の経験によれば、大学で西洋哲学を学んだ後、哲学書の編集に約10年携わってきました。その経験の中で「最初の一冊で止まってしまった」という声を何度も聞いています。哲学は一つの定義に閉じ込めるより、何が本当か、どう生きるべきか、そもそも世界とは何かと問いを立て、その理由を考え抜く営みとして捉えたほうが、
哲学とは何か|定義・分野・歴史を初心者向けに
SNSで強い主張を見かけると、筆者もつい反射的に賛否を決めたくなりますが、そこで一呼吸置いて「自分はいま何を前提にしているのか」と問い返すところから、哲学は始まります。
論哲学史の流れ|古代から現代を一望
この記事は、哲学史をこれから学び直したい人、思想家の名前は知っていても流れが見えない人に向けて、古代の「世界や人間とは何か」から、中世の信仰と理性、近代の知識の確実性、19世紀の歴史と社会、現代の言語・存在・権力へと、中心となる問いの変化で全体像を一気につなぎます。
哲学おすすめ本15選|入門から名著まで
筆者の経験として、通勤の往復2日で Thomas NagelWhat Does It All Mean?を読み切った際、哲学は「答え」より先に「問い」から入ることでぐっと手触りが出る学問だと実感しました。
西洋哲学と東洋哲学の違い|4つの比較軸
会議の場で、まず概念を定義してから論点を詰めたい人と、まず関係調整をして現場の感覚をそろえたい人が、同じ問題を前にしながら噛み合わないことがあります。こうしたずれは単なる性格の違いではなく、哲学の問い方や人間観の差が日常に顔を出した場面として読むことができます。